ハワイでウクレレを購入する時のおすすめショップ7選と注意点
今までウクレレには興味はなかったけど、どうせだったらお土産に一本買って帰って、これを機にウクレレを始めてみようかな、と思っている方もいるかもしれませんね。
また、実は前々からハワイに行ったらウクレレを買うって決めていた、という方もいるでしょうか。
ハワイ産のウクレレの高級ブランド、カマカやコアロハ 、カニレアなどは日本で購入すると高いですよね?
ハワイ現地で購入するとお手頃価格で購入することができるのでしょうか?
ハワイに行ったらウクレレはどこで買えばいい?
ハワイ産のウクレレってどんなのがあってどれを買えば良い?
ハワイから日本にウクレレを持ち帰る時はどうしたら良い?
今回はそんな疑問にお答えして行きます!
ハワイに旅行に行くついでにウクレレを購入してみたい!と思っている方はぜひ参考にしてくださいね。
contents
ハワイ産ウクレレの歴史
ウクレレはハワイの楽器という印象が濃くて、ハワイから生まれたんだと思っている人も多いと思いますが、実はポルトガルからやってきたブラギーニャという楽器が元になっているといいます。
19世紀の後半にポルトガル人がハワイにやってきて、ハワイアンコア材を使用してブラギーニャを製作、その後その楽器をいたく気に入ったハワイの職人たちが改良を重ね「ウクレレ」が誕生しました。
ハワイで最初にウクレレを作ったのはマヌュエル・ヌネス氏です。その弟子のサミュエル・カマカ ・シニア氏が現在のカマカの創設者。1916年に自宅の地下室に工房が作られ、それがカマカ ブランドの始まりです。
カマカは創業100年を超える歴史を持っているんですね。
カマカ に並んでハワイで有名なウクレレブランドで、コアロハ は(2019年で)創業25年、カニレアは2018年で創業20周年を迎えています。
ハワイ産ウクレレ一覧
ハワイでウクレレを買うなら、せっかくだからハワイ産の有名ブランドのウクレレを買って帰りたい、という方もいるかと思います。
ハワイ産のウクレレブランドの有名どころはカマカ 、コアロハ 、カニレア ですが、他にもいくつかあります。
kamaka
言わずと知れた最も有名で最も歴史の古いハワイウクレレブランド。職人それぞれ作業担当が決まっているため、各工程に熟練した技術が施されています。最終チェックは生まれた時からずっとカマカの音を聞き続けてきたカマカ創設者の息子、孫が行い、カマカ ブランドの品質を保っています。
コアロハ
カマカに続いて人気の高いブランド。コアロハのウクレレは構造が独特です。ブランド毎に製造の違いは多少なりともあるものですが、コアロハはどのブランドとも違う、独自の製法を持っています。
コアロハのウクレレのボディ内部はとてもシンプル。強度に不安を持つ人もいますが、シンプルな内部構造のお陰か音の響きが良く、音量が大きいのも特徴の一つです。
カニレア
まだ若いブランドですが、ハワイの3大ブランドはこのカニレアが加わることでハワイ4大ブランドとなりました。その位に多くのウクレレ奏者からの支持を受けています。
楽器の個体差を減らすため、CNCやレーザーなど最新の機器も導入しつつ、細かな部分は職人の手で削りチェックするなど、最新機器とハンドメイドのそれぞれの利点を生かしながらウクレレを製造している高品質なブランドです。
Gストリングス
ハワイ産のウクレレの3大ブランドはカマカ 、コアロハ 、Gストリングスと言われています。
しかしGストリングスの創業者がウクレレの生産体制を変更したため、市場に出回ることがなくなり、今では希少な品になっています。
アナオレ
G-stringの工房で2年ほど務めたルシアーが設立したブランド。人気が高く、最近のハワイのウクレレショップには必ず置いています。
サウンドホールをハワイ諸島の形にしたり、ボディにハワイアンフラッグをペイントしたりと、遊び心のある商品が多いのも特徴です。
※ルシアー‥弦楽器製作者
どのウクレレも他のメーカーのものと比べるとどうしても値ははってしまいますが、ハワイ現地でなら日本よりも安く購入できるという利点がありますので、購入を検討する価値はあるかと思いますよ。
ハワイでウクレレを買うと安い?在庫も豊富?
ハワイでウクレレを買うと日本で買うのに比べて在庫も豊富で安いのでは?と思う方は沢山いるかと思います。
ちょうどハワイ旅行に行く予定がある方でウクレレの購入を検討している人なら、もし安く買えるのならついでに現地でウクレレを購入して帰ろうかなと思いますよね?
多くのウクレレは、ハワイで購入すると確かに日本で購入するよりは安く購入することができます。
3割~5割ほど安く購入できることが多く、また、値段交渉ができたという人もいますから、ダメ元でも交渉してみると良いかもしれませんね。
在庫については、現地に工房があるので豊富かと思いきや意外にも例えばkamakaは現地の方が品薄でショップを探し回らないとkamakaに出会えないという噂も…。日本に流出する方が多いため、ハワイでは回転が早くて入荷してもあっという間に売れてしまうようです。
kamakaの場合は特に、「ウクレレぷあぷあ」や「ウクレレハウス」など予約できるショップを利用して日本で予約しておいてから、現地で受け取るという方法をとると良いかも。
ハワイに行ったらウクレレはどこで買う?おすすめショップ7選
ここからはハワイでウクレレを買うならどのショップに行けば良いのか、オススメの現地のショップをご紹介します。
ウクレレぷあぷあ(ぷあぷあジャパン)
所在地:2255 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815 シェラトンワイキキ内
営業時間:8:00~22:30
電話番号:(808)923-9977
URL:http://gcea.com/index.php?route=common/home
シェラトン ワイキキ内にある有名なウクレレショップです。
16時から30分間のウクレレ無料レッスンも人気。日本人スタッフもいるので、語学が苦手な人でも安心です。
楽天市場にウェブサイトがあり、そこから予約してから直接買取に行くことも可能。
現地ショップではカマカやコアロハ なども取り扱っているようですが、入荷してもすぐに売れてしまうので在庫していない場合もあるようです。
アロハウクレレ
@koalohauke Hey, ran into these this weekend at #AlohaUkulele in #Waikiki. Very nice! pic.twitter.com/ubdC6jK5
— Kawehealani (@Kawehealani) 2012年8月1日
所在地:2005 Kalia Road Honolulu
営業時間:9:00~21:00
電話番号:(808)955-5295
URL:http://www.alohaukulele.com
お店のスペースはそう広くなくこぢんまりとしていますが、kamakaのウクレレの品揃えがハワイ一と言われていて人気です。
日本人女性のスタッフがいて、その方がいる時には日本語対応できるようです。
ウクレレハウス
所在地:2424 Kalakaua Ave., Honolulu, HI 96815, U.S.A.
ハイアットリージェンシーワイキキ、ダイアモンド・ヘッドタワー1階
営業時間:9:00~22:00
電話番号:(808)922-2889
こちらのショップも日本語対応可能です。お求めやすい価格のウクレレから高級ウクレレ、フラスカートやアクセサリーなど幅広い品揃えが特徴。
予約が必要ですが、毎日5時から30分間の初心者向けウクレレ無料レッスンをしています。
ウクレレストア
所在地:226 Lewers St. #218 Honolulu
営業時間:10:00~22:00
電話番号:(808)888-5469
Web:https://ukulelestorehawaii.com/
こちらは大型のショップで、ウクレレは約200種類。それだけでなくギターやベース、そのほかアクセサリーなども取り扱っています。
オーナーはウクレレ教則本なども出版する実力派のウクレレインストラクターで、毎日2回、このオーナー直々の無料レッスンを受けることができるのも見逃せないポイント。
こちらでは初心者用セットなど、初めてウクレレを触る人向けの商品の取り扱いから、上級者向けにフルカスタムのオーダーまで受け付けてくれる、レベルを問わずウクレレを弾く全ての人の要望に応えてくれるショップです。
グッドガイズ
所在地: 619 Kapahulu Ave Honolulu, HI 96815,
営業時間:10:00~18:00 土曜日17:00まで
電話番号:808-732-4663
地元の人もよく訪れるという老舗のウクレレショップ。中古のウクレレも扱っています。ジェイクシマブクロも幼少時代からお世話になっていたそうです。
日本語を話せるスタッフが常駐しているので、安心。地元色の強いショップも覗いてみたい方にもおすすめです。
ポエポエハワイアン カルチャーセンター
所在地:1750 Kalakaua Ave #206
営業時間:10:00~19:00
電話番号:(808)312-4381
URL:http://shop.poepoehcc.com
東京、名古屋でもよく知られている「ポエポエ」のハワイ店です。
ハワイセンターはウクレレ販売だけでなく、ウクレレレッスン、フラレッスン、ハワイアンソングレッスン、レイメイキング、とハワイのカルチャーを総合的に学べる場所です。
スクールのオーナーはサザンオールスターズのメンバー関口和之氏。スクールの講師も著名なプロ講師ばかりなので、ハワイ旅行のスケジュールにプライベートレッスンを組み込むのも良いかも。
ショップでは有名ブランドのウクレレが20~30%OFFで購入できます。
積極的にスタッフに声を掛けてみるのがオススメ
ハワイではあちこちで沢山のウクレレが売られています。お土産物のインテリアとして楽しむウクレレから、実際に楽器として素晴らしい音色を奏でるウクレレまで。
初心者で全くウクレレの知識がない、ウクレレに触れたことがない、というくらいの方だと、お土産物のウクレレと楽器として成り立つレベルのウクレレを見分けることも困難かもしれません。
ですので、楽器としてのウクレレが欲しいのあれば、こちらでご紹介したウクレレショップでスタッフに相談するのが一番です。
ハワイ産のウクレレは現地でも他のブランドのウクレレに比べて高価な傾向にありますが、初心者で初めてウクレレを購入する方で安価なものから始めたいという方はハワイ産のウクレレじゃなくても、例えば中国産だけど作りも音色もしっかりしていると言われているKALAなども、現地ではよくおすすめされるブランドです。
ハワイに行ったからといって必ずしもハワイ産のウクレレを購入する必要はありませんし、現地のウクレレショップでは現地の方が親切に詳しくウクレレについて教えてくれます。
ですから初心者でも自分にあった一本を見つけることができるはずです。
ほとんどのショップでは日本語で対応してくれますし、日本人相手の接客にも慣れていますから物怖じせずにどんどん、スタッフに声を掛けて、ジャンジャン試し弾きをさせてもらったり、スタッフの方に弾いてもらったりしながら、お気に入りの一本を見つけてください。
ハワイで高級ブランドウクレレを安く買うには
ハワイ産の高級ブランドウクレレと言えば、kamaka、コアロハ 、カレニアなどですが、日本は言うまでもなく、現地でも他のブランドに比べると高い値段で売っています。
それでも現地のショップでは日本で入手するよりは安く購入できるのですが、更にお安く購入する方法があります。
それは現地のショップではなく、工房で直接購入する方法です。
コアロハ 、kamaka、カレニアでは工房の見学ができるツアーがあり、ツアーに参加するだけでもウクレレファンにとっては満足のいく内容かと思いますが、ここではアウトレット品に出会えるチャンスがあります。
アウトレットといってもよく見たら小さな傷が…程度のもので割れているとか致命的な欠陥があるわけではありません。
このアウトレット品が、なんと日本のショップで買う半額ほどの値段で買えると言うのです!
音にも全く影響のないアウトレット品ですから、もし出会うことができたら超ラッキー!気に入ったら迷わず購入しちゃってください!
カマカ ウクレレ工房
所在地:550 South Street Honolulu,HI 96813
電話番号:(808)531-3167
営業時間:月~金 8:00~16:00
E-mail:公式サイトのAbout Us よりE-mail Usのタブを選択
URL:http://www.kamakahawaii.com
見学ツアー:無料 火~金 10:30~ (所要時間:45分~60分)
5人以上の場合は要予約(808)531-3165
コアロハ ウクレレ工房
所在地:1234 Kona Street 2nd FL, Honolulu, HI 96814
電話番号: (808)847-4911
営業時間:月~金 :8:00-5:00
e-mail :info@koaloha.com
見学ツアー:無料 平日13:00~ (所要時間:20分程度)
ウクレレ製作有りの見学ツアー:$299+tax (所要時間:60分~120分)
見学ツアーは2日前までに電話かE-mailで予約が必要です。
カニレア ウクレレ工房
所在地:46216 Kahuhipa St #3, Kaneohe, HI 96744
電話番号:(808) 234-2868
営業時間:7:00~15:00
E-mail:公式サイトのCONTACT USより連絡
URL:https://www.kanileaukulele.com/
見学ツアー:無料 月~金 10:30~(所要時間:45分程度)
※価格や時間帯は変更することがあるので、必ず参加の前に電話やメールで内容の確認をされることをオススメします。
ハワイ現地からウクレレを日本に持ち帰る時の注意点
ハワイでウクレレを購入したら日本に持ち帰る際、注意すべきことがあります。
絶対に手荷物で!
海外旅行と言えば、預けた荷物が破損していた、なんて話を聞きませんか?
実は私も過去に海外旅行をした際、スーツケースが破損していて、強引にガムテープで蓋をされていた経験があります。
中身は無事だったので良かったのですが…。
ウクレレは手荷物として機内に持ち込めるので、絶対に手荷物として自分で持ち運びするようにしてください!そうしないと割れたり、酷いと盗難に遭う可能性もあります。
また、機内では出来れば前の座席の下に入れ込んでしまうのがオススメです。
上の荷物入れに入れてしまうと、万が一機体が大きく揺れた時に落下して破損…なんて事になってしまうかもしれません。
関税はどうなる?
ウクレレは楽器ですので日本に持ち込む場合「関税無税品」として扱われます。という事で関税はかからないのですが、20万円以上のウクレレを購入した場合は消費税が掛かってきます。
20万円以下のウクレレならかかりません。日本についたら他に課税対象のものがなければ「免税」レーンに並んで大丈夫です。
(※ウクレレの他にも買い物をしていて、総額で20万円以上になってしまった場合は、20万円を超えた品物に消費税や(その品物が関税品の場合は)関税がかかりますので、その点はご注意ください)
20万円以上のウクレレを購入した場合は帰国の便の機内で関税申請用紙に記入し、飛行機を降りたら課税のゲートで申告ののちに精算窓口で精算という流れです。
楽器の場合、消費税の計算方法は 商品代金x円レートx0.6×0.08 です。ご参考までに。
ハワイのお土産にウクレレはどうですか?
ウクレレと言えばハワイ!現地の空気を吸い込んだウクレレを購入すれば、旅の想い出も相まってきっと一生ものの特別なウクレレになることと思います。
こちらでご紹介したウクレレショップはどこも既に多くの日本人観光客が実際に訪れて、高評価をつけている信頼できるショップばかりですので、安心して現地でウクレレを購入してきて頂きたいです!
そして余裕があれば家族やお友達の分もお土産にいかがでしょうか?
お土産にウクレレをプレゼントして、みんなでワイワイとウクレレセッションできたらきっと素敵な時間を過ごせますよ!
とても楽しかったです。7月に念願のハワイへ!ほっと一息、唄いながらC.F.G.G7ぽろん。楽しいです。ウクレレが誕生するところを是非見てみたいです。そこでお気に入りのウクレレに出会えたら最高です。工房見学ツアーの情報、とてもありがたく思います。これからもウクレレの取り巻く情報を楽しみにしています。
記事を読んでくださり、またコメントまでくださってありがとうございます!7月にハワイに行かれるのですね!ウクレレとのステキな出会いがありますように♪最高の旅にしてくださいね!!
とても参考になりました。最近ウクレレに興味を持った60過ぎのオヤジですが、ウクレレも奥が深いなと感じました。まだ購入していませんが、せっかくだったら愛着のわく相棒のようなウクレレを手に入れたいと考えています。いろいろ情報を集めてみると以外と中国製品が多いようですが、雰囲気やストーリーを考えるとやはりハワイ製がいいですね。日本製も良いものがたくさんあるようですが。気軽に仲間と音楽を楽しむのにはウクレレはいいですね。このコラムを読んでいたらハワイに行きたくなりました。ベースギターは弾くのですがウクレレは触ったことも調弦も知りません。是非チャレンジしてみようと思います。楽しい情報をありがとうございました。
記事を読んでくださってありがとうございます!
ウクレレは浅くでも充分楽しめるし、深掘りしていくこともできるし、本当に魅力的で、優しい楽器だな、と思います^_^
気軽に始められるし、大人数でも楽しめる楽器だからか、ウクレレサークルも各地にありますし、1人で始めてもいつでも一緒に楽しめる仲間がいるのも魅力ですよね^_^
ハワイアンウクレレはウクレレをやってるとどうしても一本は手に入れたくなってしまいますねσ^_^;
ハワイに行かれることがある様でしたら、ぜひぜひ愛着の湧く相棒を現地で見つけてくださいね!
はじめまして
最初の画像にウクレレが4つ載っていますが
左から2番目の変わった形のウクレレがとても気になります➰
詳細を教えてほしいのですが➰
ちなみにウクレレに興味があるのですがまだ、弾いたことはありません
宜しくお願いいたします
ご覧頂きありがとうございます。
画像の件ですが、こちらはお借りしたフリー素材なので、詳細はわからないのです‥。
サウンドホールがないのでエレウクかとは思いますが、メーカーまでは不明です。
写真がもっと鮮明なら、ヘッドの部分にメーカー名がわかったかもしれないですが‥。
有力な情報がご提供できず、申し訳ありません‥。