ウクレレの入門者が準備完了〜1時間で弾けるようになる方法

入門者と初心者の違いってなんだと思いますか?
ウクレレの場合だと、今までウクレレなんて弾いたことも、触れたこともない!という人や、ウクレレどころか弦楽器そのものが初めて!という方も入門者になりますね。
一方、初心者はギターならやったことがある!という方やウクレレは数年前にかじったことはあるけど、すぐに辞めてしまった!という方などです。
この辺り、曖昧なのですが入門者からすると実は大きな差だったりします。入門者にとっては「ウクレレは初心者でも簡単に弾くことができますよ」と言われても「本当に弾けるようになるのかな?」という不安はなかなか拭えないのではないでしょうか?
そこで、初心者ではなく入門者の場合でも準備完了から1時間で弾けるようなる方法をご紹介していきたいと思います。
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ウクレレ入門者がウクレレを弾くために必要なもの

まずは準備からです。
準備ができていないと、弾けるものも弾けませんよね。
でも入門者の場合は何を準備していいかもわからないのではないでしょうか?
ウクレレを弾くためにはそれほどたくさんの準備は必要ありませんが、最低限必要なものとしては次の三つです。
ウクレレ本体
当然、ウクレレ本体は必要です。
入門者の場合は「本当に弾けるようになるのかな」という不安からなかなか高額のウクレレに手を出すのは躊躇われることかと思います。
そこで、下記の記事でウクレレの選び方についてご紹介していますが、入門者の場合は特にこだわりがないのであれば「アリア AU-1」をオススメします。
セットでも6000円前後の価格でありながら音程も作りもしっかりしたウクレレですから、入門者にはうってつけです。
ウクレレチューナー
チューナーも欠かせない準備物の一つです。
楽器屋さんでウクレレを購入した場合、店員さんにお願いすればチューニングしてから受け渡してもらう事も可能かとは思いますが、新品のウクレレを購入した場合は弦が伸びきっていないため、家にたどり着いた時点で既にチューニングが狂っていることもあります。
それに、たとえその時は運よく帰宅後もチューニングが合っていたとしても、どのみち1日も持たないでしょう。
ですから、ウクレレチューナーはウクレレ本体と同時に購入しておく事をオススメします。
オススメはウクレレのヘッド部分に挟んで使うクリップチューナーです。
チューナーについての詳細やチューニングのやり方はこちらの記事に書いているので、参考にしてみてください。
クリップチューナーを使用すればチューニングは入門者でもできるとても簡単な作業です。
ウクレレコード表
ウクレレはメロディと伴奏を一度に弾くソロプレイも可能ですが、入門者の場合は最初は歌に合わせて伴奏を弾く弾き語りから始めるのが基本です。
伴奏は複数の音の重なりでできている「コード」で演奏します。
この「コード」は何百という数がありますが、たくさんの曲を歌ったり、ソロでプレイしたりするにはできるだけ沢山のコードを覚えていかなくてはなりません。
コードの成り立ちを理解していれば自分でコードを見つけることも可能ですが、どの弦のどの場所を抑えるとどの音になるかを示したコード表を使うと効率よく覚えることができます。
入門者のウクレレ練習にあると便利なもの

先ほどご紹介したのは絶対に必要なもので、これがないとウクレレは弾けない!という三つだったのですが、これからご紹介するのはあれば尚良し!というものについてです。
ウクレレの上達の補助になるようなものをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
入門〜初心者レベルの譜面
入門者の場合は最初は譜面やテキストはレベルにあったものか、若干低いレベルのものが望ましいかと思います。
中級者位になると現在のレベルにあったものとプラスしてもう少しだけレベルの高いものをオススメしますが、入門者〜初心者の場合は弾くことに慣れることが先決です。
少し物足りないな、と言うくらいのレベルのものを選んで、弾くこと自体を楽しんで、「もっと弾きたい!」とモチベーションを上げていく事を意識したテキストや譜面選びをオススメします。
譜面立て
机の上に譜面を置いて弾くこともできなくないですが、それだとどうしても前のめりになってしまいがちです。正しい姿勢を保つためにも譜面立てを使用する事をオススメします。吹奏楽やオーケストラで目にするようなスタンドタイプでなく卓上タイプもあります。
ストラップ
ウクレレにストラップと言うとピンとこないかもしれませんが、ストラップをつけた方が安定しやすいのでオススメです。
ウクレレでは、首で支えるタイプのネックストラップと肩で支えるタイプのショルダーストラップの2種類がありますが、安定感で言えばショルダーストラップがダントツです。
ただ、それぞれにメリットデメリットはあります。
ネックストラップのメリット
- ストラップなしで抱えて弾くよりは右手のストロークがやりやすい
- ウクレレに穴あけ加工などが必要ないので、ウクレレが傷付かない
- ネックストラップは常時首にかけておいて、必要な時だけウクレレを取り付ければ良いので楽
ネックストラップのデメリット
- ボディの部分は支えられるが、ネックの部分はしっかりと支えられない
- 首にウクレレを吊り下げる形になるので、首が凝りやすい
ショルダーストラップのメリット
- 両手を離せるくらいにウクレレを全体的に支えてくれるので、右手も左手も自由
- ギター用のストラップも使用できるのでデザインが豊富
- 肩で支えるのでネックタイプよりは辛くない
ショルダーストラップのデメリット
- ショルダーをくぐらないとつけられないので、軽くて小さいからさっと取り出して弾ける、というウクレレの手軽さが薄れてしまう。
- ストラップピンが付いていないタイプのウクレレだと、ボディに穴あけ加工が必要になる。
ショルダーストラップを取り付けるためのストラップピンはAmazonでも部品が購入できますし、それほど難しい作業でもないので、自分でもつけられないことはありません。
電動ドリルを使ったことのある人ならできるかと思います。私も自分でつけました。
それでもやっぱり自信がないなら、最初からストラップピンがついたものを選ぶか、ネックストラップタイプを選ぶと良いです。
ネックストラップタイプは穴あけなどは全く必要なく、ウクレレのサウンドホールに引っ掛けて使います。
ショルダーストラップほどの安定感はないにしても、右手の自由度は高くなります。
ウクレレ入門者にオススメの練習方法と教材

ウクレレの入門者はとにかく、ウクレレを構えるところから「?」という状態ですからより丁寧でわかりやすい教材が必要ですよね。それに、そもそも何から練習すればいいのかもきっとわからないはずです。
そんな入門者さんにお勧めの練習方法や教材などをご紹介します。
ウクレレ入門者向けのYouTube動画で学ぶ
まずは動画で学ぶ方法です。今はYoutubeという素晴らしい環境があります。
入門者さんにお勧めしたいのは「ガズレレチャンネル」や「ジャムズウクレレ」
オススメの動画チャンネル
「ガズレレチャンネル」は楽しくウクレレで歌う!ことをコンセプトとしています。ですから「ガズレレチャンネル」で公開されているコード譜は、「ウクレレの演奏はできるだけ簡単に」を意識してガズさん自らが編曲したものを使用しているんです。
「簡単に楽しく」の経験を積み上げていける動画レッスンなのでオススメですよ♪
「ジャムズウクレレ」は後々はソロウクレレを弾けるようになりたい!アドリブ演奏ができるほどにウクレレをマスターしたい!そんなどんどん上を目指したい入門者さんにオススメの動画です。
このレッスンをすることでどんなことが出来るようになるのか、その説明もしっかりとしてくれているので目的を持って実践できる分、モチベーションも保ちやすく、レッスン自体もわかりやすのでオススメです。
ウクレレ入門者向けの教室で学ぶ
教室に通うメリットとしてはやはり、その場で質問でき、解決できること。それからある程度の強制力があることです。
ウクレレは独学でもある程度弾けるようになる楽器ではありますが、疑問が出てきた時に自分で調べるよりも知識や経験の深い講師に聞く方が断然早く、またその場で直に教えてもらえるという手早さがあります。
それに、どんなに楽しいウクレレであってもつい日々の忙しさにかまけて練習を怠ってしまったり、ということもあるでしょう。
教室に通っていれば、決められた日には必ず弾くことになりますし、レッスン日までにはここまで弾けるようにならなくちゃ、という程よいプレッシャーもかかり、自然と練習が捗る効果が期待できます。
ウクレレ入門者向けの教材で学ぶ
ウクレレのDVD教材も色々とありますよね?
どれも良さそうに見えるし、入門者には違いもわからないのでどれを選べばいいのか悩むこともあるかと思います。
ウクレレ入門者に向いているのは基礎からしっかりと学べるものというのは必須ですが、その他に「楽しく学べる」、「わかりやすい」、「直ぐに何かしらの成果を得ることができる」。この3点を意識して構成されているような教材がオススメしたい教材です。
オススメの教材
入門者向けの教材でオススメなのはラダー譜を使って初心者でも弾ける本格派ウクレレ教材
です。
ウクレレを学ぶ時の譜面には
- ピアノと全く同じ五線譜
- CやDなどのコードネームだけが記されたコード譜
- コードの押さえる場所をイラストで記したダイヤグラム譜
- どの弦のどのフラットを押さえるか数字で記したTAB譜
などがあります。
五線譜は馴染み深いのですが、ウクレレを弾く上ではウクレレの指板の音を全て覚えていないとまず使えないでしょうから、使えないことはないですが、ほとんどの人が使おうとしません。もちろん、入門者にも向かない譜面です。
ダイヤグラムは目で見てわかりやすいので、弾き語りをしている時には便利です。ただし、あまり頼りすぎているとコードを覚えることができなくなってしまうので、要注意です。
弾き語りをしながらコードを効率よく覚えようと思うのなら、ダイヤグラム譜よりもコード譜の方がオススメ。
コード譜はコード一覧表と一緒に使えば、自分でコードを「見つける」「探す」という知的行動が加わり、記憶に残りやすくなります。
TAB譜はソロウクレレには欠かせない譜面です。どの弦のどのフラットを押さえるのかが数字で記されているのでわかりやすく、譜面通りに弾けば、誰でもソロウクレレを弾くことが出来ます。
この4つの譜面の他に、特に何の予備知識のない入門者にオススメなのはラダー譜 です。
このラダー譜は他にない譜面。
どの指がどの位置に来て、どの指がどう動くのか、それがわかるのがラダー譜です。
弦楽器に初めて触れる入門者がつまづきがちなコードチェンジも、ラダー譜を使えばいつの間にか出来ていた、という状態が期待できます。

ウクレレ入門者向けの教本で学ぶ
ウクレレと一緒にまずは教材を購入する方もいるかと思いますが、教材を選ぶ際にもポイントがあります。
必須なのは音源教材(CD)か映像教材(DVD)が付いていることです。
読むだけでも「理解度」は深まりますが、映像や実際の音源があることでそれを「確認」することが出来ますよね。
「確認」することで自分の理解が間違っていなかったんだという「自信」につながり、結果的に「身につく」ことに繋がります。
オススメの教本
みんなで歌おう! かんたんウクレレ教室 by ガズ (リットーミュージック・ムック)こちらはYoutubeでお馴染みのカズさんの本です。
DVDは付いていませんが、Youtubeと連動しているのでDVDが付いているのと同じような状況ですね。わざわざDVDをセットしないで良い分、スマホやタブレットが普及している現代ではこちらの方が案外便利なのかもしれません。
DVD&CDでよくわかる! はじめてのウクレレ (DVD、CD付き) (ウクレレ・マガジン)
リットーミュージックはとてもわかりやすい教本が多く、オススメの出版社です。
こちらもDVDとCD両方が付いていて、教本の内容を目で見て確かめたり、通勤や家事の最中にCDで音を確認したり、無駄のない学習ができるのでオススメです。
ウクレレ入門者向けの教材とDVD付き教本の違いとは?

ウクレレ入門者向けの教材とDVD付きの教本。どちらもテキストと音や映像の両方で学習するスタイルは同じです。
違いは内容の充実度、講師、目指す最終レベル、金額の違いでしょうか。
教本の場合は自分のレベルが上がる毎に次のレベルの教本を改めて探し直さないといけないのに対し、教材の場合は例えば入門〜中級の初期位までは学べるように教材があらかじめ揃えられている状態です。
同じ講師の教材ですので教え方にもブレがないのも利点ですね。
また、講師も有名で経験値の高い講師が監修していることも多く、信頼性も高いと言えます。
教本の場合は自分でレベル管理したり、良質な内容のものを探す労力は必要ですが、一冊一冊購入できるので(もしかすると総額にすると教材よりも多くなってしまうことがある可能性もありますが)一時的にかかる金額を抑えることが出来ます。
それに、一冊終えた時に最初から何冊も教本が揃っているDVD教材よりも、一冊やりきった!という達成感を感じやすいとも言えますね。
どちらにするかは金銭的な状況や性格、目指すレベルの高さによって選んでみると良いと思います。
入門者でも1時間で弾き語りができる 4つの必須コード

ウクレレは「かんたん」は本当なのか?というと本当です。
ギターに挫折してウクレレを始めて弾けるようになったという人も沢山います。
かくゆう私もその一人です。
ギターの弦の数が6本に対し、ウクレレは4本。これだけでも大分違いますよね。コードの押さえ方も違います。
例えば、Fのコード

Fのコードはよく使われるコードで、ウクレレでもギターでも初心者が覚える必須コードの一つですが、ギターでは押さえ方が難しく、ここで挫折してしまう人も多いと言われるコードです。このFがウクレレでは指二本で済むんです!
入門者〜初心者がまず最初に覚えるオススメのコードはC、Am、F、G7の4つ。
このコードを覚えておけば数十曲もの弾き語りができるという4つのコードです。
例えば、こんな曲が弾けるようになります。
- 森のくまさん
- ハッピーバースディ
- アルプス一万尺
- 線路は続くよどこまでも
- スタンドバイミー
など
このC、Am、F、G7のコードの押さえ方をウクレレとギターと比べてみると

どうでしょうか?かなり簡単ですよね?
コードだけ見ると簡単ですが、入門者がつまづくのは次の段階。コードチェンジです。
曲の流れに沿ってコードを変えていくには多少の慣れとコードを覚える記憶力が必要ですよね。
当然、練習は必要になりますが、最短でコードを覚え、コードチェンジを習得するコツはコード進行に沿って練習することです。
例えば童謡の「アルプス一万尺」の冒頭のコード進行は

C → G7→C → G7 → C → F → G7→ C です。
コード一覧表とにらめっこしてC、Am、F、G7を覚えようとするよりも、より実践的に「アルプス一万尺」なら
C → G7→C → G7 → C → F → G7→ C の順で何度もコードを押さえます。
すると自然とコードチェンジも身につきます。
実はコード進行って色々な曲に同じコード進行が使われていることが多いんです。
例えば先ほどの「アルプス一万尺」と「我は海の子」は同じコード進行です。
ですから、最初からコード進行を意識して練習しておくと、後々、他の曲を弾くことになったとしても指が慣れていてコードチェンジもスムーズにいくはずですよ!
入門者であったとしても簡単な童謡くらいなら準備が完了してから1時間ほどで一曲、少なくとも一曲目の冒頭部分だけでも弾き語りができるようなっているかと思います。
いろんな曲をどんどん弾き語って行くことで、自然にコードも覚えて行けるので、入門者だからだと躊躇せずにどんどんといろんな曲に挑戦していくことが上達への一番の近道なのかも!
ウクレレは入門者でも難しくない!誰でも楽しめるのがウクレレです!

ウクレレは入門者にとってもそう難しい楽器ではありません。まずは肩の力を抜いて、気軽な気持ちでウクレレに接することが一番です。
ウクレレの良いところの一つは「優しい音色」素晴らしい曲を派手にアレンジして弾くこともウクレレの楽しみ方の一つですが、思いのままにポロンポロンと音を鳴らしているだけでも癒され、楽しめます。
ウクレレはそんな奥の深い楽器ですから、よく探してみると入門者〜上級者まで教材も充実しています。
自分のレベルにあったものを探すのは大変かもしれませんが、この記事も参考にしていただき、多くのウクレレ入門者さんにウクレレを気負わずに始めてもらいたいな、と思っています!