ウクレレ入門者がフェイマスのウクレレをオススメされる5つの理由

ウクレレ入門者の方はまず、ウクレレを手にすることから始まるので、「どのウクレレが良いかな」と悩まれることでしょう。

そんな時、ネットで調べたり、楽器屋さんに相談したり、知恵袋やOK WAVEなどのお悩み相談サイトに投稿してみたり、色々な方法でオススメのウクレレを検索することと思いますが、オススメされるウクレレの中の一本に必ずと言っていいほどに

Famous（フェイマス ）FS-1 が出てくるのではないでしょうか？

そこで、入門者のオススメウクレレとして必ずでてくるフェイマスのウクレレにスポットを当てて、「どうしてウクレレ入門者にフェイマスがオススメされるのか」その理由を解明していきたいと思います！

オススメ理由１：ウクレレ入門者にオススメ「フェイマス」の母体KIWAYAがすごい！

国産ウクレレのシェアNo1を誇るフェイマスですが、その母体は1919年創業のウクレレ専門店KIWAYAです。

KIWAYAは1955年に自社ブランド「Famousフェイマス」の製造を始めました。ウクレレの専門店としてもう100年もウクレレに携わり、60年以上も自社でウクレレを製造し続けているのですね。

国産ウクレレとしてはかなりの老舗になります。

他にもKIWAYAは日本向けに「LUNA 」「F」「KIWAYA」、海外向けに「KIWAYA」「K Ukulele」という自社ブランドを持っているのですが、それぞれブランド毎に特徴があり、どのブランドも知らない人がいないくらいに浸透しているのが、本当に質の高さを感じさせますね。

オススメ理由２：フェイマスはウクレレ入門者が弾きやすいように作られている

ウクレレはどれも同じ、では当然ありません。

材質によって音は変わりますし、作りによって音程の良さや弾きやすさも変わります。

入門者に優しい作りのウクレレもあれば、少し慣れた人でなければ扱い辛いウクレレも…。

では入門者に優しいウクレレってどんなウクレレなのでしょうか？

入門者に優しいウクレレとは、例えば…

• 抱えやすいサイズや形をしている
• ボディの厚みが厚すぎたり薄すぎたりしない
• 弦が巻きやすい
• 音が大きすぎない
• 弦高（弦の高さ）が高すぎたり、低すぎたりしていない

ざっと挙げただけでもこの位のチェックポイントがあるんです。

指板と弦の間の高さを決める弦高は高すぎると弦を押さえる力がより多く必要になるため、初心者では音がキレイに鳴らなかったり、指が痛くて練習にならないなどの困った事態になりやすく、入門者には向きません。フェイマスのウクレレは初心者でも弦を押さえやすい様に、低めに調整されています。

KIWAYAのウクレレの中でもフェイマスは「弾きやすさ」にこだわりを持って開発・製造されているブランドですので、そう言った意味でも入門者の最初の一本としてオススメされることが多いのです。

オススメ理由３：フェイマスのウクレレは国内産だから困った時に安心！

ウクレレの本場はハワイ！なのでハワイ産のウクレレに憧れる人も多く、入門者でも最初から挫折防止のためにも、ということでカマカ やコアロハと言った、10万円以上する様なハワイアンウクレレの購入を考える方もいるかもしれませんね。

でも万が一大切なウクレレにもしものことがあったらどうしますか？

急な温度変化でクラックしてしまったり、誤ってぶつけたり、落としてしまったり、どんなに気をつけていてもそんな破損事故が起こってしまう場合もあります。

そんな時、大切なウクレレですから修理を考えると思いますが、もしハワイで購入したウクレレだったとしたら、英語で問い合わせ、海外に最も早く届くEMSなどの発送方法で商品を発送、修理が終わったらまた数週間かけて戻ってくる…とかなりの手間と時間、お金が必要になってきますよね？

その点、フェイマスなどの国内産のウクレレであれば、フェイマスを取り扱っている楽器屋へ持ち込み、そのままメーカーへの修理依頼をお願いすることも可能です。

修理にかかる日数も海外発送に比べたらかなり早いことでしょう。

国内にメーカーがあると何か困ったことがあった時の安心感が全く違ってきます。

オススメ理由４：フェイマスのウクレレは質に比べてお財布に優しいお値段だから

ウクレレって本当にお値段の幅が広いんです。

3000円くらいのものがあるかと思えば、何十万円もするものも…！

入門者の場合は、高いウクレレを買っても練習しなくなると勿体無いし…とつい安いウクレレに目が行きやすいのですが、ちょっと待ってください！！！

本格的に演奏をしていこうという気持ちがあるのなら、3000円程度のウクレレはオススメできません。

なぜなら、チューニングを合わせているはずなのに音程が狂っていることが多かったり、酷いバリがあったり、楽器として成り立たないものが多いからです。

インテリアとして使うならとてもステキなものが沢山あるんですけどね…。

楽器として成り立つ最低レベルのウクレレの価格は１万円以上のウクレレと言われています。

フェイマスのウクレレの価格はもっとも安いモデルで1万6千円程です。ちょっと高めと思われたかもしれませんが、他の１万円台のウクレレと比べてみるとその違いは大きいことがわかりますよ。

例えば、先ほどもご紹介した通り、入門者が弾きやすいように配慮した作りになっている点、バリや隙間が一切なく、見た目の美しさは数十万するウクレレと大差ないように思えます。

この辺りは日本人の繊細さが表れているのかもしれませんね。

他の一万円台のウクレレが粗悪、という訳ではありませんが、作りの精巧さから考えると、同じ1万円台のウクレレの中では、やはりフェイマスのウクレレをオススメしたくなります。

オススメ理由５：フェイマスのウクレレは国内シェアNo1だから、先人の情報が多い！

ウクレレを使っている時、なんかこれ、もしかしておかしい…？私のウクレレだけなのかな…？

万が一そんな不安なことがあったとしても、フェイマスのウクレレなら同じものを使っている人がたくさんいますから、すぐに情報を集めることができるのも、大きな利点です。

先ほど、フェイマスのウクレレは国内産だから修理の必要が出た時など近くの楽器屋に駆け込んでメーカーに修理を依頼したりもできて安心だとご紹介しましたが、楽器屋に行くほどでもないんだけど、ちょっと不安…。

そんなプチ不安がでてくることもあるかもしれませんよね？

そんな時にはみなさん、まずはネットを開いてみるのではないでしょうか？

フェイマスのウクレレなら同じものを使っている先人がたくさんいるので、同じプチ不安を抱いたことがある人もいるかもしれませんし、その対処法もシェアしてくれているかもしれませんよ。

コミュニティやサークル、教室でも同じウクレレを使っている人がいる可能性も高いので、実際に話を聞いたりすることもできるかも！！

フェイマスのウクレレ 人気はFS-1GとFS-5G！

いかがですか？フェイマスのウクレレが入門者にオススメされる理由を知って納得して頂けたでしょうか？

最後に、フェイマスのウクレレのラインナップから人気のモデルをご紹介しておきますね！

まずはお求めやすい価格のFS-1Gです。

こちらはフェイマスのウクレレの中でも安価なモデルで、入門者が「どのウクレレを選べばいいかな？」と質問すると、必ずと言っていいほどに回答として出てくるモデルです。

素材はマホガニー材の合板で、ハワイアンだけでなくJ-POPSなどにも合う、柔らかで豊かな音色をしています。

ペグはギアペグと呼ばれるギターと同じタイプのペグですので、チューニング慣れしていない入門者でも音合わせがし易く、チューニングがなかなか合わせられないから練習が進まない、という事態にはなりにくいでしょう。

そしてもう一本がFS-5Gです。

こちらもFS-1Gと同じくソプラノサイズのウクレレですが、FS-5Gの場合は素材にハワイアンコア材を使用しています。

ハワイアンコア材はウクレレの本場ハワイに生息する植物で、ハワイ産のウクレレのほとんどはこのハワイアンコア材で作られています。コロコロと乾いたウクレレらしい音が特徴です。

お値段は

• FS-1G  17000円程度　（セットの場合は20000円程度）
• FS-5G  26000円程度　（セットの場合は29000円程度）

ハワイアンコア材は今では貴重な材料となっているということもあり、やはりそこそこお値段は張ってしまいますね。

FS-1とFS-1G  FS-5とFS-5Gの違いとは？

フェイマスのウクレレを購入するときには、もしかするとFS-1やFS-5という後ろにGのつかない品番を目にすることがあるかもしれません。

Gがつくモデルとつかないモデルの違いはペグの違いです。

Gがつくモデルはペグが入門者でも扱いやすいギアペグになっていて、Gのつかないモデルはペグの回し加減に慣れていない入門者にとっては扱いにくいストレートペグが使われているため、このGはギアペグのＧかと思われます。

お値段はGのつかないストレートペグタイプの方が1000円程度や安くなっています。

ストレートペグは軽くて見た目もすっきりとしていますし、ほんの少し回すだけでも音が変化するので慣れるとチューニングが早いのですが、回し加減がまだわからない入門者にとっては少し扱いにくいペグです。

ストレートペグが使いにくいからという理由で、ギアペグに付け替える人もいますので、入門者は1000円程の違いはありますがギアペグ仕様の「G」のついたフェイマスのウクレレを選択していただく事をオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

フェイマスのウクレレについて、少しは理解していただけましたか？

沢山あるウクレレの中でどうしてフェイマスのウクレレがこんなにもオススメされるのか、疑問に思っていた方は解消されたでしょうか？

・フェイマスのウクレレはブランドの母体であるメーカー「 KIWAYA」が、ウクレレの専門店として100年の歴史を持つ信頼の厚い老舗であること。

・そしてフェイマスのウクレレのコンセプトが「弾きやすさ」の追求であること。

・国内のシェアがNo1ということで、困ったことがあった時でも対応が楽で早い。

まとめるとポイントはこの３点ですね。

こうしてポイントを確認すると改めてフェイマスのウクレレの質の高さが伺えるのではないでしょうか？

後は音や外観、フィット感など個人的な好みの問題もありますから、この記事を参考に、実際に足を運べそうなら楽器店へも足を運んでみて、自分にとって最高の一本を見つけてくださいね！